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2016年10月25日 (火)

はしる理由

「何がきっかけで走り始めたか?」
今日はそんなことを書こうと思う。


自分が走り始めるもう数年前から、彼女は暇を見つけては走っていた。彼女は学生時代、ずっと記録を更新することだけを目標に走っていたと聞いたことがあった。というよりは、話を聞く限りでは『走らされていた』と言ったほうがいいのかもしれない。


もちろん、スター選手などではない。ただ陸上、駅伝などで地元では有名な高校を卒業している。アトランタオリンピックの女子マラソン日本代表選手輩出した高校の先輩でもある。彼女の実家に帰ると居間にはそのときの陸上競技の表彰状がいまでも飾ってある。

仕事に行き詰まった時にはいつも彼女の存在が大きかった。営業マンだった20代後半、売り上げが落ち込んでいた時に支えてくれたのも彼女だった。

そして、2011年3月
あの大震災があったときもそうだった。

そんな彼女から、一緒に走らない?と誘われたのが震災から2年半が経った2013年の12月。震災以降、実家の両親のこと、仕事ことなどで心身ともに疲れがピークに達していた頃だったと思う。彼女はきっとそれに気がついていたのだろう。

走り続ければ、『結果が出る』ことを知っている彼女は、自信を失っている自分に「JOG」を勧めのかもしれない。そんな勧めで始めたJOGだが、最近は記録を意識し過ぎているように見えるのか、「そんなことばかり考えていると、走ることもストレスになるよ」とひと言。


今回も記録を更新することを目標に大会に臨んでいた。彼女は今回もノンビリゆっくりのファンラン。


一緒に参加する大会では、いつも自分が先にゴールをする。そして、いつもゴール地点でカメラを構えて彼女のゴール待っている。

思ったような走りが出来なくて、やっとの思いでゴールにたどり着いた自分。そして、いつものようにカメラを抱え、ゴールする彼女を待った。

自分がゴールして約1時間後、いつものように笑顔でゴールする彼女をファインダー越しに見た。手にはエイドステーションで配られていたお菓子をたくさん抱えて…。

その時、走り続けることの楽しさをあらためて教えてもらった気がした。

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注:この記事は、以前に投稿したものに加筆修正したものである。

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